お子様がいる家庭のお客様によくお電話いただくのが
「画面を開くときのパスコードを何度も間違えてしまい、iPhoneが使えなくなった」
というお問い合せです。

おそらく、目を離した隙に小さいお子様が何度も挑戦されたのだと思います。
iPhoneはおもしろいアプリで遊べたり、Youtubeなどで動画が見れるため
小さい子供にとっては最高の遊び道具です。

以前はパスコードを間違えると使用できない時間が伸びるだけでしたので
当時の学生の間で、わざと友人のiPhoneのパスコードを間違えて
1時間程使用できないようにするイタズラが流行りましたね。(私の学校だけかも知れませんが)

昔は長時間使えなくなるだけで、まだ笑えるイタズラですが
もし今、同じイタズラをすると笑えなくなってしまいます。

というのもiPhoneのパスコードを失敗できる回数は11回までとなってしまったからです。

今でもパスコード入力を間違うと○分間しようできませんと画面に表示されます。
使用できない時間は、もちろん失敗した回数で変わります。

○6回失敗:「1分後にやり直してください」
○7回失敗:「5分後にやり直してください」
○8回失敗:「15分後にやり直してください」
○9回失敗:「60分後にやり直してください」
○10回失敗:「60分後にやり直してください」

では、パスコードを11回間違うとどうなるのかというと
「iTunesに接続」と画面に表示されます。
つまり初期化を余儀なくされるということです。
さすがに笑えないですよね。。。
以前のように時間が解決してくれるというわけにはいかなくなります。

そしてこの時点でiPhoneが使えないと持ち込まれるお客様がいらっしゃるのですが
正直に言うと、どうすることもできません。

なので、絶対に11回間違えないように気を付けてください!!

まずは11回までしか失敗できないということを認識してください。
そうするとパスコードの無駄打ちすることを避けて頂けると思います。

なので2.3回間違えた時点で、パスコードを入力するのではなく
紙などに書き出し、可能性が高いものから順に入力してみてください。

最近は指紋認証や顔認証が主流となってますので意外と忘れやすいんですね。。。

あと忘れる以外にも、iPhoneのタッチの不具合でロックがかかる方もいます。
そのような方に多いのが、若干ずらして押してみたり、強く押したりすることです。

画面のタッチパネルが壊れている場合は、そのようなことをしても無駄です。
タッチに不具合がでた方は、そのようなリスクを避けるために
早めに修理に来てください。

この記事を見られた方は、友達のパスコードを何度も間違えるというイタズラは絶対にしないでくださいね。笑